FUSION BLOG
全日本クラブ選手権決勝 結果報告 [リーグ戦関連]
投稿日時:2011/11/25(金) 23:21
FUSIONのHPをご覧の皆さま
いつもHPを見ていただきありがとうございます。
主将のしゅんです。
まず、一昨日行われた全日本クラブ選手権決勝の試合結果を報告させていただきます。
前半 4-4
後半 3-3
延長 1-0
合計 8-7 勝ち
よって・・・
全日本クラブ選手権優勝!
正直、苦しかったです。今年で一番、苦しかったです。
試合のほとんどは追いかける展開。
つかめそうな流れがなかなかつかめない。
本当に苦しい試合展開でした。
それでも最後、「勝ち」という結果を残せたのは、
選手・スタッフ一人一人の気持ち、
そして応援してくれている方々一人一人の気持ち、
そういったものが結集して呼び込んだ結果だったのだと思います。
今年、私が試合の結果報告を書くのも今回で7回目。
だいぶワンパターン化してきたので(笑)、
今回はちょっと詳細なゲームレポートを書いてみようと思います。
少しばかり、お付き合いください。
興味がない人は最後にとばしてください。笑
【全日本クラブ選手権ゲームレポート】
※試合中の写真はカメラマンto-shiさんが撮影したものを使わせていただいています。
to-shiさんの他の作品が見たい方は、http://tokyobivouac.com/gallery/ をご覧ください。
11月23日(祝)@大井第2球技場、午前11時。
FUSIONにとっては、東日本クラブリーグ優勝に続く今季2つ目のタイトルとなる
「全日本クラブ選手権優勝」を懸けた50分間の戦いがはじまる。
↑試合開始直前の円陣
試合の最初のドローをとったのは、FUSION。
この日は、ドローの名手#84ミイクのドローが冴え渡り、ドロー獲得率は6割超え。
前半に限ってはなんと77%の脅威の獲得率で中々流れをつかめないチームを何度も救った。
序盤はお互い積極的にゴールを狙いにいくも、ミスで終わるシーンが連続し、
ようやく試合が動いたのは開始2分。
頼れる1期生、元気印#7彩さんが得意な左上からの1on1でFUSIONが先制。
彩さんのシュートを皮切りにFUSIONは果敢にNLC SCHERZOのゴールに襲い掛かる。
前半5分を経過したところで、ファウル後のリスタートからパスを受けた#21ライがダイレクトでシュート。
FUSION3年目で開花した点取り屋の本日チーム2得点目となるゴールでネットを揺らす。
つかみかけたかのように思われた流れだったが、勝負の神様はそんなに甘くない。
このあと得点チャンスを相次いでゴーリーセーブに阻まれると、流れは一気にNLC SCHERZOへ。
NLC SCHERZOは前半11分、主将の一撃で反撃の狼煙をあげると、
17分には巧みなゴール前のピックから追加点。瞬く間に試合を振り出しに戻した。
一方、FUSIONは、失いかけた流れをなかなか止めることができず、前半20分には
自陣でのクリアーミスからついに逆転を許す。その3分後には、この日3得点を決めた
NLC SCHERZOのエースに追加点を許し、前半残り1分半で2点のビハインドを背負うことになる。
このピンチを救ったのは、ATリーダー#34イズナさん。
得意な1on1でゴール前に切れ込むと、相手が3人がかりで止めにきても、
最後は冷静にシュートを流し込み、残り30秒を残して1点差に詰め寄る。
ラスト30秒。「前半で追いつきたい」。
ラスト1分からの同点劇を二度も演出してきたからこそ、まだ誰も諦めていなかった。
それは主将の私ももちろん同じ。チャンスが来れば、絶対にシュートを狙う。そう思っていた。
ドローを確実にとって、前半最後の攻めがはじまる。
ボールをまわしながら、少しずつ相手のDFを崩しにかかる。
ラスト10秒、11mで#84ミイクからパスを受けると、そのまま渾身のロングシュート。
前半7秒を残して、再びネットが揺れる。
なんとか、スコアを振り出しに戻し、前半を終了。
データで見ると、スコアも同点、グラボ獲得率も51%とほぼ互角。
しかし、前半FUSIONが放ったシュートは16本でシュート率は25%。
正直、これだけシュート率が悪いと、点差を開かれてもおかしくない内容。
でも、これだけシュートが決められなくても同点で乗り切れたのは、
きっと勝負の神様がまだ面白い試合が見たかったのでしょう。笑
ラスト90秒で2点を取り返し、このまま波に乗りたいFUSION.・・・迎えた後半戦。
開始1分に相手エースに1on1から得点を許すと、
その2分後にはゴール裏の1on1で突き放され、
開始3分で再び2点を追いかける展開に。
悪い流れを断ち切ったのは、FUSIONの若きエース#18アサコ。
敵陣で相手のクリアーミスを誘うと、そのダウンボールを拾ったアサコが
そのまま一人交わしてゴールに独走。最後は冷静にシュートを叩き込み
1点差に戻すと、そのわずか1分後、アサコに続いたのが期待の新人#26ゴマ。
裏からの1on1で最後は二人交わしての技ありシュートで試合を再び同点に。
↑新人ゴマ、意地の一発
一気に流れをもっていきたいFUSIONだが、そう簡単には勝たせてくれない。
この後、お互いなかなか点が決まらず一進一退の攻防が繰り広げられる中、
突破口をつかんだのはNLC SCHERZO。
エースがフリーシュートを冷静に決め、この日3得点目。
7対6、NLC SCHERZO が1点リード。
後半残り15分というところで、大きく試合を動かした。
試合が再び動いたのは、ラスト10分を切ったところ。
前線での粘り強いDFで再び敵陣で相手のクリアーミスを誘うと、
今度は私・#48シュンがそのこぼれ球に反応。
そのままゴールに突進し、ゴール前でDF二人を引き寄せたところで
#2ジャックさんにラストパス。この日、攻守に渡り大活躍、献身的なプレイで
チームを支えてくれた頼れる大砲が冷静に決め、再び試合は振り出しに。
ラスト10分、7-7同点。
この後、この緊迫した状況にお互いにミスが続き、決定機をつくれず・・・
ラスト5分のところで、この日はじめてのタイムアウトを使う。
「5分で1点」を確認しフィールドに入り、パス回しをしながらチャンスを伺う。
何度かシュートチャンスをつくるも、決めきることができず。
それでも、粘りのDFと執念のルーズボールで一度も相手にクリアーを運ばせず、
結局試合は全日本クラブ選手権史上初の延長戦へ。
延長戦は3分×4回。どちらかが決めた時点で試合終了。
運命のサドンビクトリーの延長戦。
ドローを制したのはNLC SCHERZO。
ゴール前で防戦体制を強いられるも、相手のファウルでFUSIONボールに。
その直後のクリアーでブレイクチャンスをつくるも、#18アサコから#3ミサさんへの
ラストパスはわずかに逸れ、再び相手ボールに。しかし、このあと、この日相手の
クリア成功率を半分以下に抑えたオールコートDFで再びボールを奪い返すと、
#6ヤナギ→#48シュン→#7彩さん→#26ゴマとクリアーをつなぎ、最後はゴール前に
フリーで飛び込んだ#18アサコに。これをエースが確実に決め、試合終了。
この瞬間、3年ぶり2回目の全日本クラブ選手権優勝が決まりました。
この日、会場の大部分は黄色一色。
「FUSION側の応援席を観た瞬間、鳥肌が立った」
と冷静なATリーダーイズナさんが試合後に口にしたように、
私もFUSION3年目にしてはじめて見る光景に今までにはない感動を覚えました。
こんなにたくさんの人に応援してもらえるなんて、FUSIONは本当に本当に幸せです。
毎回、同じ言葉しか口にできませんが、「ありがとう」と何度も言いたいです。
12月18日、皆さんと笑って最後を迎えられるように、あと2試合、必ず勝ちたいと思います!
また、今回の試合は選手全員がベンチに入れる最後の試合でした。
そんな試合で、勝利の瞬間を全員でフィールドで迎えられたことは本当に幸せでした。
次の試合からは、ベンチに入れる人数が20人と決まっています。
でも全員で勝利を掴みにいくのは今までと変わりません。
大事なのは全選手の「勝ちたい」という気持ち。
そして、言うまでもなく、応援してくださるたくさんの方の声援が私達の原動力です。
次戦は、関西会場での試合ですが、引き続き、日本一の応援をよろしくお願い致します!
↑応援団との集合写真
↑表彰式後の集合写真
【全日本選手権準決勝】
12/11(日) 時間未定(午前中) ~VS 学生選手権2位 @京都・宝ヶ池球技場
いつもHPを見ていただきありがとうございます。
主将のしゅんです。
まず、一昨日行われた全日本クラブ選手権決勝の試合結果を報告させていただきます。
前半 4-4
後半 3-3
延長 1-0
合計 8-7 勝ち
よって・・・
全日本クラブ選手権優勝!
正直、苦しかったです。今年で一番、苦しかったです。
試合のほとんどは追いかける展開。
つかめそうな流れがなかなかつかめない。
本当に苦しい試合展開でした。
それでも最後、「勝ち」という結果を残せたのは、
選手・スタッフ一人一人の気持ち、
そして応援してくれている方々一人一人の気持ち、
そういったものが結集して呼び込んだ結果だったのだと思います。
今年、私が試合の結果報告を書くのも今回で7回目。
だいぶワンパターン化してきたので(笑)、
今回はちょっと詳細なゲームレポートを書いてみようと思います。
少しばかり、お付き合いください。
興味がない人は最後にとばしてください。笑
【全日本クラブ選手権ゲームレポート】
※試合中の写真はカメラマンto-shiさんが撮影したものを使わせていただいています。
to-shiさんの他の作品が見たい方は、http://tokyobivouac.com/gallery/ をご覧ください。
11月23日(祝)@大井第2球技場、午前11時。
FUSIONにとっては、東日本クラブリーグ優勝に続く今季2つ目のタイトルとなる
「全日本クラブ選手権優勝」を懸けた50分間の戦いがはじまる。
↑試合開始直前の円陣
試合の最初のドローをとったのは、FUSION。
この日は、ドローの名手#84ミイクのドローが冴え渡り、ドロー獲得率は6割超え。
前半に限ってはなんと77%の脅威の獲得率で中々流れをつかめないチームを何度も救った。
序盤はお互い積極的にゴールを狙いにいくも、ミスで終わるシーンが連続し、
ようやく試合が動いたのは開始2分。
頼れる1期生、元気印#7彩さんが得意な左上からの1on1でFUSIONが先制。
彩さんのシュートを皮切りにFUSIONは果敢にNLC SCHERZOのゴールに襲い掛かる。
前半5分を経過したところで、ファウル後のリスタートからパスを受けた#21ライがダイレクトでシュート。
FUSION3年目で開花した点取り屋の本日チーム2得点目となるゴールでネットを揺らす。
つかみかけたかのように思われた流れだったが、勝負の神様はそんなに甘くない。
このあと得点チャンスを相次いでゴーリーセーブに阻まれると、流れは一気にNLC SCHERZOへ。
NLC SCHERZOは前半11分、主将の一撃で反撃の狼煙をあげると、
17分には巧みなゴール前のピックから追加点。瞬く間に試合を振り出しに戻した。
一方、FUSIONは、失いかけた流れをなかなか止めることができず、前半20分には
自陣でのクリアーミスからついに逆転を許す。その3分後には、この日3得点を決めた
NLC SCHERZOのエースに追加点を許し、前半残り1分半で2点のビハインドを背負うことになる。
このピンチを救ったのは、ATリーダー#34イズナさん。
得意な1on1でゴール前に切れ込むと、相手が3人がかりで止めにきても、
最後は冷静にシュートを流し込み、残り30秒を残して1点差に詰め寄る。
ラスト30秒。「前半で追いつきたい」。
ラスト1分からの同点劇を二度も演出してきたからこそ、まだ誰も諦めていなかった。
それは主将の私ももちろん同じ。チャンスが来れば、絶対にシュートを狙う。そう思っていた。
ドローを確実にとって、前半最後の攻めがはじまる。
ボールをまわしながら、少しずつ相手のDFを崩しにかかる。
ラスト10秒、11mで#84ミイクからパスを受けると、そのまま渾身のロングシュート。
前半7秒を残して、再びネットが揺れる。
なんとか、スコアを振り出しに戻し、前半を終了。
データで見ると、スコアも同点、グラボ獲得率も51%とほぼ互角。
しかし、前半FUSIONが放ったシュートは16本でシュート率は25%。
正直、これだけシュート率が悪いと、点差を開かれてもおかしくない内容。
でも、これだけシュートが決められなくても同点で乗り切れたのは、
きっと勝負の神様がまだ面白い試合が見たかったのでしょう。笑
ラスト90秒で2点を取り返し、このまま波に乗りたいFUSION.・・・迎えた後半戦。
開始1分に相手エースに1on1から得点を許すと、
その2分後にはゴール裏の1on1で突き放され、
開始3分で再び2点を追いかける展開に。
悪い流れを断ち切ったのは、FUSIONの若きエース#18アサコ。
敵陣で相手のクリアーミスを誘うと、そのダウンボールを拾ったアサコが
そのまま一人交わしてゴールに独走。最後は冷静にシュートを叩き込み
1点差に戻すと、そのわずか1分後、アサコに続いたのが期待の新人#26ゴマ。
裏からの1on1で最後は二人交わしての技ありシュートで試合を再び同点に。
↑新人ゴマ、意地の一発
一気に流れをもっていきたいFUSIONだが、そう簡単には勝たせてくれない。
この後、お互いなかなか点が決まらず一進一退の攻防が繰り広げられる中、
突破口をつかんだのはNLC SCHERZO。
エースがフリーシュートを冷静に決め、この日3得点目。
7対6、NLC SCHERZO が1点リード。
後半残り15分というところで、大きく試合を動かした。
試合が再び動いたのは、ラスト10分を切ったところ。
前線での粘り強いDFで再び敵陣で相手のクリアーミスを誘うと、
今度は私・#48シュンがそのこぼれ球に反応。
そのままゴールに突進し、ゴール前でDF二人を引き寄せたところで
#2ジャックさんにラストパス。この日、攻守に渡り大活躍、献身的なプレイで
チームを支えてくれた頼れる大砲が冷静に決め、再び試合は振り出しに。
ラスト10分、7-7同点。
この後、この緊迫した状況にお互いにミスが続き、決定機をつくれず・・・
ラスト5分のところで、この日はじめてのタイムアウトを使う。
「5分で1点」を確認しフィールドに入り、パス回しをしながらチャンスを伺う。
何度かシュートチャンスをつくるも、決めきることができず。
それでも、粘りのDFと執念のルーズボールで一度も相手にクリアーを運ばせず、
結局試合は全日本クラブ選手権史上初の延長戦へ。
延長戦は3分×4回。どちらかが決めた時点で試合終了。
運命のサドンビクトリーの延長戦。
ドローを制したのはNLC SCHERZO。
ゴール前で防戦体制を強いられるも、相手のファウルでFUSIONボールに。
その直後のクリアーでブレイクチャンスをつくるも、#18アサコから#3ミサさんへの
ラストパスはわずかに逸れ、再び相手ボールに。しかし、このあと、この日相手の
クリア成功率を半分以下に抑えたオールコートDFで再びボールを奪い返すと、
#6ヤナギ→#48シュン→#7彩さん→#26ゴマとクリアーをつなぎ、最後はゴール前に
フリーで飛び込んだ#18アサコに。これをエースが確実に決め、試合終了。
この瞬間、3年ぶり2回目の全日本クラブ選手権優勝が決まりました。
この日、会場の大部分は黄色一色。
「FUSION側の応援席を観た瞬間、鳥肌が立った」
と冷静なATリーダーイズナさんが試合後に口にしたように、
私もFUSION3年目にしてはじめて見る光景に今までにはない感動を覚えました。
こんなにたくさんの人に応援してもらえるなんて、FUSIONは本当に本当に幸せです。
毎回、同じ言葉しか口にできませんが、「ありがとう」と何度も言いたいです。
12月18日、皆さんと笑って最後を迎えられるように、あと2試合、必ず勝ちたいと思います!
また、今回の試合は選手全員がベンチに入れる最後の試合でした。
そんな試合で、勝利の瞬間を全員でフィールドで迎えられたことは本当に幸せでした。
次の試合からは、ベンチに入れる人数が20人と決まっています。
でも全員で勝利を掴みにいくのは今までと変わりません。
大事なのは全選手の「勝ちたい」という気持ち。
そして、言うまでもなく、応援してくださるたくさんの方の声援が私達の原動力です。
次戦は、関西会場での試合ですが、引き続き、日本一の応援をよろしくお願い致します!
↑応援団との集合写真
↑表彰式後の集合写真
【全日本選手権準決勝】
12/11(日) 時間未定(午前中) ~VS 学生選手権2位 @京都・宝ヶ池球技場
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